勝利の女神NIKKE:ユニは私の母になってくれるかもしれない女性だ
みなさ~ん!NIKKEでぷるんぷるんしてますか~?
分かってるよ。NIKKEは確かに揺れるさ、色々とな。そりゃ何が揺れるっておっぱいも尻もぷるんぷるんだ。
ぷるんぷるんってレベルじゃない、もはや夢だ。あれこそLive2Dがたどり着いた極地の一つといってもいいだろう。
だが待ってくれ、それだけじゃないだろう。
こいつぁ背中で魅せるガンガールRPGだぜ…?
このNIKKEというゲームの魅力はいろいろとあるが、私はガンガール×世界観だと思う。
目次
このゲームにおけるNIKKEとは
戦うためだけに生まれた戦闘用アンドロイド。それがNIKKEである。
彼女たちの人権、いやニケ権は今でこそマシなものになっているが、所詮消耗品。ぞんざいに扱われ指揮官のためなら簡単に肉体を捨て去れるように命じられている。
彼女たちは地下に追いやられた人類のため、かつての楽園である地上を取り戻すべく戦う。彼女たちのそのぷるんぷるんな肉体は戦うために作られた都合のいい器だ。ぷるんぷるんだけど。
どれだけボロボロになっても頭にあるメモリーさえ残っていれば彼女たちは復活する。
ストーリーを見ていくと、どうやらこの戦闘アンドロイド、もといニケたちは実際の人間からできているようなのだ。さらには、ニケとしての姿で顕在するときは改造前の自分の理想が強く反映されるらしい。
つまり中年男性が正義感を持って「私が地上を救わねばならぬ」とか言いながら乳も尻もぷるんぷるんさせてる可能性が微粒子レベルで存在している
ニケたちは感情なき殺人マッシーンというわけではなく、もとが人間のアンドロイドであるからか、とても豊かな感情がある。個体差はあるものの、根底に感情は存在しており、終わりのない戦いの中で擦り切れていくニケもいる。まるで人間みたいな存在、それがニケである。
ニケひとりひとりにある物語
もう一つ私がニケを評価している点は、キャラストーリーが最初から実装されている点だろう。
あんまりソシャゲをやらない人間(というか持続力のない人間)なのだが、数少ない記憶を辿っていくと常設のキャラストーリーが実装されているソシャゲは片手で数えるぐらいしか記憶にない。特に国産ではないソシャゲではその傾向が顕著である。
好感度ゲージというものを最初に作ったのは恐らく艦これだとは思うのだが、常設のキャラシナリオという概念はない。艦これはシナリオそのものがないんだけどな。
パッと思いつくのはラングリッサーモバイル、ウマ娘プリティーダービー、アークナイツの回想秘録ぐらいではないだろうか。
とかく、キャラの魅力を押し出して購買意欲を誘うソシャゲだからこそ、キャラシナリオの存在はあって悪いことはない。
キャラシナリオによっては人類の拠点でもあるアークでの生活、営みを感じることができ、世界観を補強することに役立っている。
彼女たちとの会話や生き様を通して個性を感じ、物語を読み解き、世界を感じる。かなりクオリティの高いキャラシナリオになっているため、まだ見ていない方はぜひ見てほしい。メインコンテンツに匹敵するぐらいよく練られている。
私の話を聞いてくれ、ユニの話だ
ここからはせっかくなので私イチオシのキャラを紹介しよう。
そう、ユニだ。ユニは私の母になってくれる女性だ。
ユニはメインシナリオ、チャプター2「認識」にて登場するキャラクターのため、ガチャで引いてない人も面識があるだろう。ミハラと一緒に出てくる鞭を使ってしか他人とコミュニケーションが取れない女の子だ。ちなみに口元にホクロ、艷ボクロがある。えっちだね。
一見この女性は異常者に見えるだろう。というかまぁだいたいこのゲーム異常者以外を数えるほうが早いんだが。
でもな、ユニは滅茶苦茶ママなんだよ。
彼女は一見人格が破綻して、人をぶっ叩かないとコミュニケーションが取れない、人の気持ちがわからない女性だ。が、そこに僅かに見える儚さ、悲しみ、そして慈愛はまさにママと呼ぶにふさわしい。とりあえずこの動画を見てほしい。
こんな、こんな鞭でしか相手とコミュニケーション取れない子が、こんなセリフ信じられますかあなた。
もうこれと同じなんよ。最終的に目も耳も聞こえなくなった指揮官に対して言うセリフじゃありませんかこれは。命が消えようとしている指揮官に対して、いっつも使っている鞭で優しく撫でながら言うセリフじゃないですかこれ。やっぱママなんだよ。
以上がとりあえず私が言いたいことです。ユニはママです。どんなに厳しくてトチ狂ってても、それは彼女なりのコミュニケーションであり、愛なわけであります。
そう、愛なわけであります。